2009年11月09日

GTDタスク管理用にToDoアプリを購入

GTDにトライし始めてぼちぼち一ヶ月が経過しようとしてます。今日は新たな試みとしてiPhone用のTodo管理アプリAppigo ToDoiconを購入しました。1,200円と高いので躊躇しましたが、その他のアプリやwebサービスと比べて初期投資が少ないので、試してみる事にしました。

価格以外で購入の決め手となったのは次の3点でした。
  1. GTD Orientedである。
  2. すっきりしたUI
  3. Toodledo、Remember The Milk含め3つのwebサービスとの連携している。


1.のGTD Orientedである点は、Omnifocusiconの方が忠実にGTDフローに習った作りになっているようですが、Omnifocusiconは母艦Macとのみ同期可能でOn The Airで同期できない点がネックでこちらを選びました。3.のwebサービスとの連携を重視した訳です。あとは毎日使うものなので気持ちよく飽きずに使えそうなUIであることもポイントとなりました。

正直なところ、domo todo+iconが「おいでおいで」していて、hiro45jpさんのこんな記事やttachiさんのこんな記事を見ると、私の選択は周回遅れのような気もしてます(汗)が、とりあえず、GTD初心者としては、ある程度アプリにGTDフローのフレームワークを整えてもらう事を重視して選択してみました。

実は、これまでEvernoteひとつでGTDフロー全体(Inbox/Somday/Project/Scheduledなどなど)を管理してきたんですが、タスクが滞留気味だったりうまくGTDフローが流れていない気がしたりと、管理方法を見直す必要性を感じてきたところだったのでGTD Orientedなツールを試し見る事にしたのでした。

来週はレビューが楽しみになることを祈りつつ、ちょっとお試ししてみます。


AppigoTodo_itunes.pngicon
(クリックするとiTunesが開きます)



gtd_amazon.jpg
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


タグ:iPhone GTD todo
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posted by macj at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPhoneアプリ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

名言を勝手にピックアップ(Appbank Podcastより)

hiro45jpさんがAppbank氏のお膝元鎌倉でPodcastに出演されたとの事だったので聴いてみた。下記のような事を語ってらっしゃったのが、非常に共感を持てたのでメモしておきます。

(1:05:50ごろ)
使い手が「ああしたい、こうしたい」と発信するのは実は敷居が高い。使い手その人の主張とかポリシーとか、その人自身の「こういう風にしたい」という軸があってこそ、よりよい環境ができる。(アプリ開発者にいい影響を与えられる)
 
(1:07:15ごろ)
生活習慣が変わるきっかけとなるようなアプリもあった。そのアプリたちで自分がどういう風にしたい、なりたいのか、軸を持って語りたい。


ブロガーとしてアプリの感想はさることながらレビューを記事にするうえでは、ある程度自分の生活スタイルというかポリシーを持って書かなければならない、ということを優しい語り口のなかで強く仰っていた気がしました。ブログの知名度や規模は違えど、開発者の皆さんやApp Storeにとっていい環境を醸成できるような記事を書きたいというスタイルには共感でき、当たり前の事ながら改めて気付かされたいいお話でした。


1時間超に及ぶノーカットの大作(?)になってますが、途中パエリアだのなんだの料理を食べているところが美味そうで腹が減ってしょうがありませんでした。晩飯前に聴くもんじゃなかったです(笑)
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posted by macj at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

GTDで煩悩をマネジメント?

いかにして自らの煩悩と付き合って行くかについて、GTDビギナーが思った事を書き留めておきます。

GTDでは「Inboxに書き出す内容」=「頭にあること全て」と言ってます。「頭にあること」は大きく2つ、
  1. (やりたくないが)やらなければならない事
  2. やりたい事

からなります。前者は、主に仕事や家庭で次々に入ってくる課題。アポイントをとったり、見積もりを作ったり、クレーム対応だったり、靴を磨いたり、電球を変えたりといったものです。後者は「こうありたい」「あれが欲しい」と言った、いわゆる煩悩です。フルマラソンに出たい、ブログのページビューを増やしたい、TOEICで満点採りたいなどなど。思った事というのはタイトルの通り後者についてでして、ノンストップで湧き出てくる煩悩を「プロジェクト」や「アクション」として処理をしつづけていくことは、非常に疲れることだなぁと感じたので、この苦悩について考察をしてみました。
 
まず、確かにGTDは「ストレスフリー」と言うだけに、前者の「やらければならない事」を淡々とこなすには非常にいいツールだとすぐに体感する事が出来きました。仕事量を把握でき、仕事の終わりが見えるだけでストレスから解放される方向に向かいました。外から入ってくるタスクにはそれなりに限りがあるからです。しかし、後者である自分の内側から湧いてくる煩悩には限りがありません。欲しい物を手に入れたり、何かを習得するたび、「あぁ、もっとこうなりたい」と、いつまでたっても理想とする自分像は自分の一歩先を行っているからです。夢を追うのは悪い事ではありませんが、やりたいこと/欲しいものが頭にあるからとひたすらに吐き出して、終わりの無い処理に追われるのはストレスフルです。ビギナーとしてわたしはこういう状態に瞬時にハマってしまった為、タスク数のコントロールが効かずかなりしんどいなぁと思い始めました。
 
そこで、David Allen氏が提唱しているレベルはおそらくもっと高いところにいってるのだろうと想像するに至りました。GTDでは中長期的なレビューをすることで、将来なりたい姿や実現したい目標をストレスを抱えないように調整していけるということなのだろうと。その点、トップダウン的なアプローチのタスクタイムマネジメント方法が目標ありきで目標設定が突っ走り気味なのに比べて、GTDではボトムアップ的なアプローチをとる ー自分自身のタスク処理能力を把握するーことで、湧き出す煩悩への抑止力が働きやすのかなと、現在のところ合点しています。

煩悩なんて物は出家でもしない限り簡単にはなくならず、絶えず湧き出てくるものであって、うまく付き合って行かなければならないもの。うまく付き合うためのツールがGTDである。そういう解釈に至ったという事です。

実は自分がこれまでの人生30年ほどでようやく至りついた生き方のベースに、ゲーテの「ファウスト」がありました。ファウストの物語は、超適当かつ簡単にまとめると、地獄に堕ちるという契約のもと悪魔の力を借りた主人公が、きれいなお姉ちゃん・富・権力など欲しい物を次々に手に入れながらも「満足」できなかったのが、民の為に一大事業に励みだしたときに「満足」したと感じて地獄に堕ちず天に昇るというお話です(ファウストのわかりやすい解説はこちら。また手塚治虫が漫画化した物もあります。)それでこのところの私は、この「満足」こそが生きる道だと志して、いわゆる煩悩を抑止できていたつもりだったのですが、GTDで全部正直に書き出してみると、どうやら頭の中には煩悩がぐるぐると渦巻いていたんだなと気付いたのでした。

というわけで、今後GTDを「煩悩マネジメントシステム」として自分の中で昇華させ、自らの煩悩とうまくつきあっていけるようになるというのが今の目標です。


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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術



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ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)



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ファウスト (朝日文庫)

タグ:GTD
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posted by macj at 11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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